これから頑張って続けるぞ!
そう思って何かを始めたものの、気づけば数日でやめてしまっていた……。
運動や勉強、生活習慣の改善など、「続けられたらきっと良くなる」と分かっているのに、なぜか長続きしない。
そんな経験がある人は、きっと少なくないと思います。
実は、私自身もその一人でした。
これを続ければ人生変わる!と様々なことに手を出し、「習慣にして人生変えるぞ!」と決意しては、三日坊主を繰り返し、そのたびに、「また変われなかった・・・」と落ち込んできました。
ですが、いろいろ試していく中で気づいたことがあります。
習慣化が続かないのは、性格や根性の問題ではなく、やり方を少し間違えていただけだったということです。
この記事では、そんな私が試行錯誤の末にたどり着いた、無理をせずに習慣を続けるための考え方や工夫についてご紹介します。
「続けるのが苦手」と感じている方の参考になれば幸いです。
習慣化できなかった原因
習慣化がうまくいかない理由のひとつは、最初に設定するハードルが高すぎることだと思います。
私自身そうだったのですが、何か新しいことを始めるとき、つい気合を入れすぎてしまっていました。
その結果、
- 1日1時間は運動する
- 毎日必ず欠かさずやる
- 中途半端は意味がないから完璧を目指す
といったように、厳しいルールを自分に課していました。
始めたばかりの頃はやる気もあるため、数日は問題なく続くこともあります。
しかし、忙しい日や疲れている日が重なると、そのハードルが一気に重く感じられるようになります。
そうなってしまうと「今日は完璧にできないしいいや」「1時間も時間ないからできないな」などやらない言い訳が真っ先にでてきてしまいます。
そして一度できなかっただけで、「また続かなかった」「日が空きすぎて意味がなくなった」と感じてしまい、そのままやめてしまい自信を無くすという負のループに入っていました。
私が習慣化できるようになったきっかけは「仕組み」を作ったこと
私が習慣化できるようになった大きなきっかけは、意志の力に頼らず、自然と行動してしまう仕組みを作ったことでした。
以前は、「今日はやる気があるかどうか」で行動を決めていたため、気分や疲れ具合によって続いたり、続かなかったりを繰り返していました。
その結果、なかなか習慣として定着しなかったのだと思います。
そこで考え方を変え、「頑張ってやる」のではなく「やらざるを得ない状況を先に作る」ことを意識するようになりました。
例えば、英語の勉強では、スマートフォンの表示言語を日本語から英語に変更しました。
特別な勉強時間を作らなくても、普段スマホを使うだけで自然と英語に触れる環境ができました。
さらに理解できない単語が出てきたときは必然的に調べなければ困るのですぐに調べる習慣ができました(笑)。
また、運動に関しては、帰宅後すぐに部屋着に着替えてダラダラしてしまっていましたが、部屋着ではなく、運動用の服に着替えるようにしました。
そうすると、「部屋着じゃないから落ち着かない」という気持ちになり、結果的に運動を始めるハードルが下がりました。
このように、行動するかどうかをその場で判断するのではなく、先に環境を整えておくことが、私にとっては習慣化の助けになりました。
環境も習慣化に大きく影響する
習慣化を考えるうえで、もうひとつ大切だと感じているのが環境です。
人は自分で思っている以上に、周りの環境から影響を受けるものだと思います。
例えば、身近に運動を習慣にしている人や、継続して学習している人がいると、
その行動が特別なことではなく、自然なものに感じられるようになります。
「続けている人が身近にいる」という事実そのものが、行動するきっかけになることも少なくありません。
私自身、周りに運動習慣のある友人が多い環境にいました。
そうした友人たちと、「どんな運動をしているのか」「最近どんな筋トレをしているのか」
といった話をする機会が増えるうちに、自然と運動への関心が高まっていきました。
無理に自分を奮い立たせなくても、周りの話を聞いているだけでモチベーションが上がり、
「少しやってみようかな」と思えるようになったのです。
この経験から、習慣化は一人で頑張るものではなく、環境の力を借りることで、続けやすさが大きく変わると実感しました。
身を置く環境を少し意識するだけでも、習慣化の難しさは大きく変わってくるのかもしれません。
サボってしまったときの考え方と対処法
とはいえ、人間なので、どうしてもできない日はあると思います。体調が悪かったり、忙しかったり、気分が乗らなかったりと、完全に習慣化できるまで、毎日同じように行動するのは簡単なことではありません。
そんなときに大切なのは、できなかった自分を責めないことです。
1日や2日できなかったからといって、それまでの積み重ねが無意味になるわけではありません。
もし1日できなかった場合は、あまり深く考えず、次の日からまた再開すれば十分です。
数日間できなかった場合でも、「続けられなかった」と諦める必要はなく、思い切ってハードルを下げた形で再開するのもひとつの方法だと思います。
例えば、いつもより時間を短くする、
内容を簡単なものにするなど、「これなら頑張らなくてもできそう」と思えるところまで戻すことで、再び行動に移しやすくなります。
習慣化で一番避けたいのは、「続けられない理由」や「やらない言い訳」を考え続けてしまうことです。
意志の力だけに頼るのではなく、これまで紹介したような仕組みや環境を最大限に活用することで、やらないと少し気持ち悪いと感じるくらい、生活の一部として取り入れていくことが大切だと感じています。
まとめ
一般的に、習慣が身につくまでには、3週間前後かかると言われることがあります。
そのため、最初の数週間をどのように過ごすかが、習慣化においてとても重要だと感じています。
ただし、その期間を乗り切るために、無理をして頑張り続ける必要はありません。
最初から多くの時間を使ったり、「頑張らないと続けられない内容」にしてしまうと、
かえって習慣として定着しにくくなってしまいます。
大切なのは、自分の生活の中に自然と組み込める形で、無理のない仕組みを作ることです。
意志の力に頼るのではなく、環境や仕組みを活用しながら続けられる形を考えていくことが、習慣化のコツだと思います。
人によって、合う方法や続けやすい形はさまざまです。今回ご紹介した考え方や工夫も、
すべてを取り入れる必要はありません。「これならできそう」と感じたものがあれば、
ご自身の生活に合う形で、無理のない範囲から取り入れてもらえれば幸いです。



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